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確認した日:2026年10月4日(制度やサービスの情報は、この日に公式サイトで確かめました)
赤ちゃんがなめたり、かじったりするおもちゃ。どのくらいの間隔で洗えばいいのか、迷うことはありませんか。
また、おもちゃなどの製品は、あとから回収や修理の対象(リコール)になることがあります。この記事では、こども家庭庁のガイドラインと、消費者庁・NITE(製品評価技術基盤機構)の公式情報をもとに、おもちゃの手入れの目安と、リコール情報の調べ方をまとめました。
この記事は、実際に使った感想ではなく、公式の情報を整理したものです。決まりや条件は変わることがあるので、最新の情報は記事の最後にある公式ページで確かめてください。
このページの目次
- 保育所のガイドラインにある「おもちゃ」の手入れ
- おもちゃの種類ごとの手入れの目安
- リコールに気づいたら、すぐ使うのをやめる
- 消費者庁「リコール情報サイト」で調べる
- NITEの「NITE SAFE-Lite」で事故情報を調べる
- 手入れと点検のチェックリスト
1. 保育所のガイドラインにある「おもちゃ」の手入れ
こども家庭庁が公開している「保育所における感染症対策ガイドライン(2018年改訂版)」には、おもちゃの手入れについての項目があります。もとは厚生労働省が作ったもので、仕事がこども家庭庁に移ったあと、2023年5月に一部改訂、10月に一部修正されています。
日ごろの衛生管理の「おもちゃ」の項目には、次の3つが書かれています。
- 直接口にふれる乳児のおもちゃは、使うたびにお湯などで洗い流し、干す
- 午前と午後で、おもちゃを入れかえる
- ときどき、水(お湯)で洗ったり拭いたりする
ただし、ガイドラインも書いているとおり、保育所は多くの子どもたちが一緒に生活する場です。家庭で同じようにしなければならない決まりではありません。手入れの間隔を考えるときの目安として使いましょう。
2. おもちゃの種類ごとの手入れの目安
ガイドラインの「遊具等の消毒」の表から、ふだんの手入れの目安を抜き出しました。
| 種類 | ふだんの手入れ | 間隔の目安(保育所) |
|---|---|---|
| ぬいぐるみ・布類 | 定期的に洗濯する。汚れたら、その都度洗濯する | 陽に干すのは週1回程度 |
| 洗えるもの | 定期的に流水で洗い、陽に干す | 乳児クラスは週1回程度、幼児クラスは3か月に1回程度。乳児がなめるものは毎日洗う |
| 洗えないもの | 定期的にお湯で拭くか、陽に干す | 乳児クラスは週1回程度、幼児クラスは3か月に1回程度。乳児がなめるものは毎日拭く |
吐いたものや、おしっこ・うんちで汚れたときについて、ガイドラインは、塩素系の消毒薬を薄めた液を使う方法を示しています。色物や柄物には消毒用エタノールを使うこと、ぬいぐるみなどの布類は汚れがひどい場合は処分することも書かれています。
消毒薬を使うときの注意も書かれています。消毒薬は子どもの手の届かないところに保管すること。ペットボトルで薄めるときは、誤って飲まないよう特に気をつけること。使うときは換気を十分にすること。使い方をまちがえると、有害になることもあります。
家庭では、おもちゃの取扱説明書と、消毒薬の製品の表示をよく読んでから手入れをしましょう。消費者庁も、警告表示や取扱説明書を読んでから使うよう呼びかけています。
3. リコールに気づいたら、すぐ使うのをやめる
消費者庁によると、リコールとは、事業者が製品の回収、交換、修理などを行うことです。持っているおもちゃがリコールの対象になったら、すぐに使うのをやめて、事業者の回収・修理などの案内に従いましょう。家族や周りの人にも知らせるよう、消費者庁は呼びかけています。
確かめるタイミングも大切です。消費者庁は、買う前だけでなく、買ったり譲り受けたりして新しく使い始めるときにも、リコール情報を確かめるよう呼びかけています。おさがりのおもちゃをもらったときも、使う前に調べておきましょう。
メーカーが「製品登録」などのサービスをしている場合もあります。登録しておくと、安全に関する情報が送られてくることがあります。
4. 消費者庁「リコール情報サイト」で調べる
消費者庁の「リコール情報サイト」は、事業者が行う回収、修理、注意喚起などの情報を、消費者庁がまとめて届けるサイトです。こども向け商品のリコール情報ものっています。消費者庁のページには、こども向け商品のうち、安全性の心配からリコールを始めたものや、注意を呼びかけているものを選んだ一覧もあります。
サイト内の検索や、「こども向け」の一覧から確かめられます。
「リコール情報メールサービス」もあります。利用は無料です(通信料は別)。「こども向けリコール情報」を選ぶと、主に子どもが使うと考えられるリコール対象品の情報が届きます。なお、この配信には、食品のアレルギー物質の表示が抜けていた情報も含まれます。
5. NITEの「NITE SAFE-Lite」で事故情報を調べる
NITEの「NITE SAFE-Lite」は、パソコンやスマートフォンで使える、製品事故情報とリコール情報の検索ツールです。2024年4月1日から、事故情報の検索とリコール情報の検索がひとつにまとまりました。
調べられるのは、1996年度以降に集められ、調査が終わった事故情報です。製品名などのキーワードを入れると、事故の内容とその調査結果が分かります。似た製品でどんな事故が起きたかを、買う前に調べることもできます。
もし事故が起きたら、どこに相談すればよいでしょうか。NITEは、消費者からの製品事故の受付はしていないとして、消費者ホットライン(188)を案内しています。188に電話すると、身近な消費生活センターなどの相談窓口につないでくれます。相談は無料ですが、通話料金はかかります。
6. 手入れと点検のチェックリスト
- なめるおもちゃは、こまめに洗うか拭く
- ぬいぐるみや布のおもちゃは、ときどき洗濯して陽に干す
- 洗い方は、おもちゃの取扱説明書で確かめる
- 消毒薬は、子どもの手の届かないところにしまう
- おさがりのおもちゃも、使い始める前にリコール情報を調べる
- 製品登録や、リコール情報のメールサービスを使う
- リコールの対象と分かったら、すぐ使うのをやめる
壊れたおもちゃを使わないことや、対象年齢・小さな部品の確かめ方は、1本目の記事にまとめています。
まとめ
おもちゃの手入れは、保育所のガイドラインが目安になります。なめるものはこまめに、布のものはときどき洗って干し、細かい洗い方は取扱説明書に従いましょう。消毒薬は、子どもの手の届かないところで管理してください。
リコールは、買ったあとに分かることもあります。消費者庁のリコール情報サイトやメール、NITEのNITE SAFE-Liteで確かめ、対象だったらすぐに使うのをやめましょう。困ったときは、消費者ホットライン188に相談できます。
出典・参考(2026年10月4日確認)
- こども家庭庁「保育所における感染症対策ガイドライン(2018年改訂版)」(全体版、2023年10月10日現在)
- 消費者庁 みんなの消費安全ナビ Vol.670「知らずに使うと危険! リコール情報をチェックしましょう」
- 消費者庁 子ども安全メール Vol.611「インターネット経由で購入する際、安全でない製品から身を守るために購入前後に何を確認すればよいか知っていますか?」
- 消費者庁「こども向け商品のリコール情報について」
- 消費者庁「リコール情報サイト」
- 消費者庁「リコール情報メールサービス登録」
- 独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)「NITE SAFE-Lite」
- 独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)「製品事故情報・リコール情報」
- 独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)「FAQ・お問い合わせ」
- 消費者庁「消費者ホットライン」